■ <最終回 いんげん豆をイタリア風に美味しくたっぷり食べる方法> (2010/04/01) <バックナンバー> 春になり、色鮮やかな様々な野菜がお店に並ぶようになりました。皆さんは豆類はお好きですか?男性よりも女性に好きな方が多い野菜として挙げられるこの豆類。ビールのお供の枝豆は別として、いわゆる豆料理というのは比較的女性向きのようで、私のお料理教室にいらっしゃる奥様方も、どうやってご主人やお子さんに豆料理を食べさせられるか、と悩んでらっしゃいます。 豆類の中でもお手頃であり、日本の食卓でもおなじみの「いんげん豆」。これは、イタリアをはじめヨーロッパ各国で付け合わせのお野菜として重宝されています。イタリアのスーパーでは1kg単位で買っていく主婦が多くいたのを覚えています。 今日はこのいんげん豆を使った付け合わせレシピを2つご紹介しましょう。どちらもレモンを使いさっぱりとした仕上がりなので、お肉料理にぴったり合います。一緒に使う材料も手ごろなものばかり。所要時間も両方とも茹で時間を含め10分もあれば出来上がります。 ちなみにいんげん豆はイタリア語で「Fagiolini (ファジョリーニ)」。レストランのメニューの中でも Contorno(コントルノ)=付け合わせには欠かせない野菜です。 いんげん豆と卵のサラダ <材料> 4人分 <所要時間> 約10分 ・いんげん豆 300g ・玉ねぎ 1/2個 ・卵の黄身 2個分 ・バター 20g ・レモン1個 ・エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ1 ・イタリアンパセリ 1掴み ・塩・胡椒 適量