トラステヴェレ地区には地下鉄が通ってないので、今回はトラム(停留場がホテルから徒歩1分)やバスをフル活用しました。1日券(4ユーロ)がとても便利。 午後の前半までは、所用をこなしがら”ド”チェントロをピンポイントで回りました。 スペイン広場は相変わらずの人出です。3年前には修復中だったトリニタ・ディ・モンティ教会もやっとその全貌を見ることができました。 今日は若干曇ってますが、気温はけっこうキテます。各所に点在する噴水は、見ているだけで体温が一度下がるような気がします。
昔ながらの道や広場や建物がそのままに、いわゆる下町風情が色濃く残る地区、トラステヴェレ。 歴史と情緒と汚さが混在していて、場所によっては本当にゴミで汚くて(苦笑)、ちょっともったいない気も・・ いわゆる商店は意外に少なくて、カフェ併設のトラットリア系がやたら多く、観光客が早くからビールを飲んだりしていて、まったりとした時間が流れています。 まずは、サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂へ。同じ名前の広場に出た瞬間、ファサード上部の黄金のモザイクがまず目に入って「お〜」っと歓声をあげました。
大理石や色ガラスを使った幾何学的な模様が美しいコズマーティ様式の床にも注目。12〜13世紀にローマで流行した様式で、主だった教会では床や祭壇などがこの装飾で飾られているところが多いとのこと。気をつけて見とかなきゃ。 現代にも通ずるくらいモダンに見えます。