■ <第7回 おもてなしイタリアン・鳥の巣(?)姿のサーモンのレモン焼き> (2006/11/01) <バックナンバー>
これから年末に向けて、友人を招いたり持ち寄りパーティに参加するなど、おもてなし料理を求められることが増えるシーズンですね。
特に、見栄えを重視しなければいけないお料理の場合、時間がかかったり手間が増えたりと、
手が込めば込むほど、出来上がりがすばらしいのは確か。でも時間をかけずに、手間もかけずに、見栄えのいいお料理ってないのかしら、と思われる方も多いと思います。今回は、私が覚えてから1度も失敗せず、どんな方にも「ええーーっ?!そんなに簡単?」と言ってもらえる、見栄えもバッチリ、味もさっぱりとした万人ウケするサーモンを使ったアンティパスト(前菜)をご紹介します。
その名も”Nidi di Salmone (ニディ ディ サルモーネ)”。Nidi とは、イタリア語のNidoの複数形で「巣」という意味。出来上がり写真でお分かりのように、一見鳥の巣のようですが、なかなか見た目もきれいな1品です。
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材料> 4〜6人分
<所要時間> 約15分(焼き時間のぞく)
・生サーモンの切り身 300g
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長ネギ 1本(なるべく白い部分を使用)
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辛口白ワイン 100cc
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生クリーム 100cc
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バター 15g
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レモン 2個
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塩・胡椒 適量
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1) サーモンの皮を剥ぎ、薄切りにする。長ネギも洗って、薄切り(輪切り)にする。レモンは薄切りにして、皮は薄く千切りにしてとっておく。 |
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2)サーモンと長ネギをボールに入れて、簡単に混ぜ合わせる。 |
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3)耐熱皿にオーブンシートを敷き、レモンの薄切りを敷いて、その上に2)をのせる。塩・胡椒をして、白ワインをふりかけ、180℃のオーブンで約15分焼く。 |
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4)焼きあがったら、耐熱皿の底に残っているソースを鍋にあけ、生クリームとバターを加えて火にかけながら3分の1にまで減らす。
5)4)のソースをかけて、レモンの皮の千切りを飾って出来上がり。 |
サーモンのお刺身が残ったりしたときにも便利な一品。
面倒なときは、4)の工程を省いて、最後にレモンの皮とともに、バターをちょこっとのせて、余熱で溶かしても十分美味しいです。ポイントとしては、サーモンも長ネギも出来る限り、薄切りにして15分でちゃんと火が通るようにすることです。
レモンの皮を千切り状に1本ずつ丁寧に切り取ると、レモンの表面に縞模様がはいり、薄切りにした際に周囲がギザギザになり、さらに美しくなります。
尚、お好みにもよりますが、食べるときには、敷いたレモンは残して構いません。
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