■MUSICA: LAURA PAUSINI (ラウラ パウジーニ) (2000/09/12)
イタリアンミュージックの中で最初に出会った女性ヴォーカリストが彼女でした。
95年に出た「ベスト」を試しに聞いてみたら、すぐにはまりました。
ちなみにこのベストは、93年にサンレモ音楽祭で新人賞を受賞して着々とスターの道を歩むラウラが、イタリアやスペイン語圏以外の国々へ紹介されるべく作られたものらしく、日本盤もあります(というより93年以降5枚出してますが全部日本盤あり)。日本向けのはなぜか「ラウラ・パウジーニ」ではなく「ローラ・パウジーニ」になってますが。
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1曲目に、新人賞を取ったときの「LA SOLITUDINE」の英語ヴァージョンが入っているのは英米での注目を念頭に入れられてのことだそうです。
ただ、イタリア語の歌詞と全然違うのがちょっと不思議なんですが。
抜群の歌唱力と、当時21歳とは思えぬ 力強い声と達観したような歌い方、素晴らしいメロディライン.....とにかく何十回と聞きたおしてます。
特に、ラウラ本人もお気に入りらしい「GENTE(ジェンテ/人たち)」や
「RAGAZZE CHE(ラガッツェ ケ/彼女たちは)」、「NON C'E`(ノン チェ/あなたはいない)」が好きです。 |
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次に聞きまくったのが96年に出たこの「Le cose che vivi」。日本盤のタイトルがなぜか「ローラの休日」となってます。変なの。(直訳すると“生きているという事”かなぁ...)
全体に、スローテンポの曲が多く(歌詞はよく見るととても情熱的なものが多いですが)、イタリア語の音の哀愁さとあいまって、もうきゅ〜んとなってしまいます。
私は辻仁成と江國香織の「冷静と情熱のあいだ」を読みながら、ずっとこれを聞いていたためか、あの物語のせつなさとミラノとフィレンツェが舞台となってることで、これらを聞くだけで泣きそうになります。もう全曲スキ!! |
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今まさにCD屋さんで“NEW RELEASE”として出ております。待ってました、NEWアルバム「tra te e il mare」。
(日本語タイトルは「海のように」でした。うぅ〜ん.... ま、いっか)
これからまたしっかり聞きこみますが、ちょいインパクトにかけるような曖昧な印象をうけました。26歳なりの艶が加わった声と、よりまろやかな歌い方はラウラならではですが、曲がなんとなくつまんないかな.... 世界中を相手に意識しすぎてるのかなぁ。 |
他にもミーナやイレーネ・グランディ、ピーノ・ダニエレ、ジョルジア、マリエッラ・ナーヴァなどが好きです。
気が向いたらこれらについてもまたここに“ひとりごと”したいと思います。
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