予定通り、8時50分頃アレッツォ駅に到着です。 駅前正面から伸びるモナコ通りをずんずんまっすぐ進んで旧市街方面へ。
→途中、よさげなバールを見つけたので、朝食兼トイレのため入ってみました。 ショーケースには、普通のバールであまり見かけないカワイイ形のパンやケーキがたくさん並んでいて、悩んだ結果CREMA di RISO(お米のクリーム)なるものをチョイス。 プリン型の厚めの生地の中には、さっぱりとしたカスタード系のクリームが!こりゃ旨い! 店内の雰囲気もよく、ディスプレイも商品もカワイクて、お兄さんもsimpaticoで朝から気分がよいよい♪ Antico Caffe`Novecento Via Madonna del Prato,45
←せっかく14年ぶりに訪れたので、もちろん行ってきました、サン・フランチェスコ教会。
→がしかーし! こちらの見所でもある、ピエロ・デッラ・フランチェスカの連作フレスコ画「聖十字架の伝説」が、このとおり全面修復中で。。。 つい2週間前の1月11日から始まって、3月頭には終了するそうな。。。ガクッ。 まま、よくあることですが。
←内部の壁やニッチなどに多くの美しいフレスコ画が残されているものの、一部剥離も激しく、単廊式の簡素な造りと相まってやや寂しい感じも。。 せめて、この連作画がまた美しく蘇ってくれることを祈って、教会をあとにします。
→この町のメインストリート、イタリア大通りの終盤に大きくそびえるサンタ・マリア教区教会。 遠くからでもそれとわかる力強い鐘楼と、リズミカルに並ぶアーチの開廊を持つファサードは、見上げるだけでは惜しいくらい美しい。。(道幅が狭いので見上げるしかない) 落石防止のためか、全体に細かな網を張って防御しているのが、ちょっと怖い気も。
←主祭壇から側面全面に至るまで、史実を元に描かれたステンドグラスがやっぱり素晴らしかったぁ。。 主に16世紀にギョーム・ド・マルシアによって作られたものだそうですが、500年経っても輝きは全く失われることはなく。。 基本的に、ガラスやタイルものが大好きなワタシ。1日中眺めていたいくらいでした。。
←先のサン・フランチェスコ教会ではご縁がなかったピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画、「マグダラのマリア」。緋色がとても印象的でした。