■<7/settembre(9月)/2009> a Milano <2009年9月7日(月)>
本日も快晴なり!
食べすぎなくらい朝食をしっかりいただき、いざ出発。
今日は月曜なのに、メトロが思いっきりすいていてやや拍子抜け。。
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昨日特に気になったブースの再チェックを中心に、昨日よりも丁寧に全体を見て回りました。
←こちらは伝統工芸をメインとしたクラシックスタイルのブースが集まるパビリオン。
実は今まで、アニマータのラインナップには関係ないからと、おざなりにしか見てなかったのですが、じっくり見ると実に楽しいパビリオンでした。 |
↑チェスもイタリアの伝統工芸として有名ですが、駒の作り方一つとっても実に様々なバリエーションがあって精巧で、ジョーコ(ゲーム)というよりもものすごく贅沢なインテリアなんだと改めて思った次第・・
他にも、革製品、陶器、絵画、聖具、照明、ヴェネツィアングラス、大理石などなど、イタリア全国で受け継がれている伝統手工芸作品が一挙にここで見られるのですから、ある意味博物館と言っても過言ではないくらい。
↑シチリア製ハンドペイントの陶製テーブル。いつかお庭のある一戸建てに住んだら、このテーブルでガーデンパーティなぞしたいわ〜♪
繊細な豪華シャンデリアも、いつか天井の高〜い一戸建てに住んだら、吹き抜けなんかにつけたいわ〜♪
と、最早完全に夢見る夢子状態でした・・・
”ホワイト”をテーマにしたギャラリーコーナーでは、リビングや寝室などを白メインのインテリアやテーブルウェア、雑貨で(一部ゴールドもあしらいながら)コーディネイト。
益々夢見心地に・・・
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あくまでも私の印象ですが、生粋のMade in Italyがどんどん減ってきて、チープなインポートものが幅を利かせていたり、またMade in Italyなんだけど明らかに真似っこ風なデザインのものがちらほら見られたり。。
雑貨の世界も厳しゅうございます。。
1月半ばと9月頭、年に2回のマチェフのタイミングにミラノに行かれることがありましたら、この会場も観光スポットの一つに加えてみてはいかがでしょう。きゃ!かわいい!と思ってもその場では買えない辛さはありますが(苦笑)、雑貨好きには天国みたいなところですよん♪(ちなみに、入場料は確か当日券で1日25ユーロくらい、、だったかと。ネットで事前に購入するとお安くなります)
さて、暑いのと腰がくだけそうなのとで、若干めげそうですがもうひと頑張り。
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友人から、見てきたら?と勧められたセレクトショップ、”スパツィオ・ロッサーナ・オルランディ”に行ってみました。最近、日本の雑誌でも話題のスポットです。
通常エントランスは閉まっていて、インターフォンを鳴らして開けてもらうというちょっとドキドキなシステム。ブドウ棚の緑が美しい中庭には、ユーズド家具が無造作に展示。
建物の中は、1階はいくつかの小部屋に分かれてユニークな現代アート作品(購入も可)が所狭しと展示されていて、2階はフロアごと雑貨やインテリアショップに。元々生地屋さんの倉庫兼オフィスをリノベートして7年前にOPENしたそうで、作品も含めてちょっと独特な世界観に包まれた不思議な空間でした。 |
Spazio Rossana Orlandi
Via Matteo Bandello.14 (最寄駅はM1線のConciliazione駅)
www.rossanaorlandi.com 日・祝休み
→15時前、Piave大通りの老舗カフェにてビールとパニーノで遅い昼食。テラス席は日陰で風も通って気持ちがよいよい〜♪
しかし、腰がグダグダで、椅子に一気に根が生えてしまったようで・・・
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↑たまたまモンテ・ナポレオーネ通りを通りがかってギョギョッ!
なんでも、”Per fare un albero(1本の木を生やすために)” という街頭プロモーションだそうで、この白いクルマはかのFIAT500カブリオレ。グラスファイーバー製です。思わずスリスリなでちゃいました。
ソフトトップを開けたところから、ほれ、にょきっと木が生えてるでしょ。こんな植木鉢化したチンクェチェントが20台、は圧巻です。ちなみに、このイベントは8月5日から9月30日の間だけでした。
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18時半頃のドゥオーモ。
昼間は真っ白に光る大理石がほんのり黄色づいて、これまたいと美しや〜 |
昨日探し出してお休みだったサルメリア、なぜか今日もお休みで、もちょっと離れたところに支店があるというので、駅から遠いにもかかわらず意地になって探し出すも、ここも閉まってる〜〜(号泣) ひょっとしたら廃業か?!
食への執着心は人一倍な私。こうなったら、ここから歩いて行ける所で良さげなところを思い出せ!
↑というわけで、やっとこさ着きました。ブレラ地区のリストランテ”イル・ヴェルディ”。
店内は一見エレガンテな装いだけど、地元客と観光客半々くらいでそれほど堅苦しくもなさそ。
豊富なメニューの中から※印(オススメメニュー)がついてた前菜・お茄子の包み焼きとミラノ風リゾットの2品をオーダー。
このお茄子料理、とってもオリジナーレで美味しい!軽くて上品でトマトソースともよっく合います。
リゾットもつやっつやでブォニッシモ〜〜♪ 量がやっぱり多いけど。
食後にアマーロをいただいて、白ワイン1/4とお水とカッフェで締めて28.5ユーロ(約3,800円)は満足、満足。
IL VERDI
Piazza Mirabello,5
tel: 02-6590797 日曜休み
タクシーでホテルに戻る途中、信号待ちのタイミングで、前を通りがかったスフォルツァ城のライトアップを撮る、の図。
モタモタしてたら信号が青に変わってしまい、
それでもシャッターを押し終わるのをちょっと待っててくれた優しい運ちゃん、ありがと♪
日本の都会のように、あちこちで無機質な蛍光灯の光がちらつくということがないので、ちょっとしたライトアップがうっとりするくらいきれいに見えたりします。
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明日はベルガモに日帰りの旅!
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